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釣行記2003/4/12 四万十川支流の巻

さて、また来てしまいました。「最後の清流」四万十川です。
今回も、その支流に釣行しました。


宇和島から林道に入ります。景色はほとんど絶景です。
途中、鹿を2頭、野ウサギ1匹に出会いました。


こんな林道を2時間位走り続けます。日頃、4駆など、ほとんど使わないので
ここぞとばかりにハブロックして四駆に切り替えます。しかし途中、なぜか
タクシーと軽トラ、原付とすれ違いました。なんでタクシーがこんなとこ走って
いるのかわかりませんが、要するに4駆でなくても通れるってことです。



今回釣行する川の源流部に到着。ここから川を下っていきます。



渓相は大体こんな感じです。
前日、かなり雨が降ったので増水しているようです。
しかし水は、ささにごり状態でアマゴには最適か。


ここから入渓。この川はずっと道沿いなので
すぐに降りれます。



早速1匹目。幸先の良いスタートです。なんとこのアマゴは22cmです。
いきなり渓流1年生の私の記録が出ました。メデタシメデタシ。
ちなみにロッドはフェンウィックのイエローグラスの3番、
リールはフルーガー(純正)です。
フライは例によって、CDCのガガンボ。
これにピシャッ!とアタックしてくれました。



同じ魚をもう一枚。



さらにもう一枚。う〜ん綺麗な魚です。
ここは放流されているわけではないので、多分、
天然のアマゴだと思います。日ごろ、ブラックバスという
外来魚ばかり釣っていると、こういう日本古来の魚とい
うのは、とても新鮮な感覚があります。日本にも、こんな
美しい魚がいるのですね。朱点が非常に鮮やかでした。



2匹目は瀬の際から出た17cm。

あ、ふと見ると、カニが。

こんなサワガニ見るのたぶん久しぶりです。
これが結構たくさんいるのですよ。しかも舗装された道路にも。
ざっと見渡しただけで20匹くらいはいました。腹が減っていたせいか
思い出したのは居酒屋のメニュー、サワガニの唐揚げ。うーんうまそ。
今度はコンロとサラダ油を持参して、その場で唐揚げにして食ってみ
よう。などと、せこいことを考えてしまうのでした。

で、しばらくして、ようやく3匹目が.....。

3匹目はCDCダンで。
しかしサイズは15cmと小ぶり。


バスは食う気になれませんが、こうして食べれる魚を目前に空腹状態が
続きますと、「これは、焼いてみようか.....」などと、フライマンの片隅にも
おけない食欲の悪魔がささやくのでした。結局リリースはしましたが......。

うまそ


激流

こういう激流って釣りになりません。あっという間にドラッグかかって、
何やってんだかわかりません。でも増水しているので、こんなところ
は結構多かったです。私のような渓流1年生は、やっぱチャラ瀬で
すよ。考えても見れば、これって利にかなってますよね。
バスバグ、トップウォーターはシャロー。
ドライフライはチャラ瀬。

その後、しばらく釣りを続けるも、全然釣れなくなった。
だいぶ日もかげり、少し暗くなったころ、
↓のあたりで「ゼぇ〜、ゼぇ〜」とケダモノのような声が.....。

あれは一体なんだったんでしょう。
声の大きさからして鳥ではないと思うのですが.......。
私は小心者なので近寄らないことにしました。
だって「ゼぇ〜、ゼぇ〜」ですよ。かんべんしてください。


支流の上の砂防ダム。ここを上がろうか。やめとこ。



激流。



激流



激流



不気味な看板
↓目が死んでいる。


さようなら。


ということで今回はアマゴ3匹と鹿2頭とウサギ1匹
そして得体のしれぬケダモノ「ゼぇ〜、ゼぇ〜」1匹
やはりおそるべし!四万十川(なんのこっちゃ)

おしまい