釣行記 リストへ戻る
ボート屋の駐車場にて。すでに車はほぼ満車状態でした
受付の小屋にて。デカバスの写真がワンサカ
しかし実際には反応すらなかった。
しかし何の反応すらなかった。 そして日も出てきてしまい。集中力もだんだん失せてくるのであった。 あーあーやっぱりな〜
ジッピーバグを持ってきていた。注文待ちの方すいません。 本当はこれでロクマルのバスの顔を撮る予定でいたのですが....。
こんな立ち木際もやりました。奥なんか出そうでしょ。 しかし出ません。サイズを落としても出ません。保障します。
そのあとはもう吹っ切れて延々と岸際を惰性で打って行った。 これだけ釣れないと、レイクバカラックのビデオを思い出した。 「いやー全然でません、ほんとにここレイク池原かよ〜」 「おじさんは悲しい〜、過酷なことはもうたくさんだ。」 「泣いてくらしたい」 午後13時ごろ。もうダメだ。眠い。意識がもうろうとしてきた。
とりあえず上陸地点から夕暮れの湖面を見渡す。 バスらしい魚影がどんどんワンドに入ってくるのが見えた。 よしよし、絶対釣ってやる。 しかし、よーくみると、 鯉なのであった。 「おじさんは悲しい〜!、どこへ行けばいいの」 「もう泣いて暮らしたい。」 ふと気が付くとあたりにボートの姿が見えない ヤバイ! もしかして戻りの時間があったのか? そうなると心配になる。こんなところで 一人湖上で暗くなったら、心細い。 早く帰らなくては。 ところが....。 なぜかエンジンがかからない。 これ、かぶっちゃったのか。 チョークを戻し、アクセルを開き気味にして 再度スターターを引くが、全然かからない。 一応、心配してるかもしれないので、ボート屋のおっちゃんに 電話した。 なんてこった〜。なんてこった〜。 仕方がないのでエレキだけで戻る。 ようやくボート桟橋が見えてきた。 は〜もう早く上がりたい。 背中が痛い。 桟橋に着くとおっちゃんがいた。 おっちゃん「ごめんごめん、で、釣れたにゃか?」 ぼく「釣れません。」 いっぴきもかにゃ「いっぴきも釣れません。」 おっちゃん「がしゅしゅしゅ笑」 おっちゃん「で、明日はどないしゃ?」 ぼく「もうかえります」 おっちゃん「がしゅしゅしゅ笑」 ということで、ボート屋を後にした。
じつはそのあと、「もう帰ります」というのはウソであり、 ゲリラ釣りをやる場所を探していた。しかし薄暗くなり、時間もなく 結局断念するしかなかった。 焦った。どこか岸から下りれるところを探したのだが....タイムアウト で、釣りはあきらめ、夕食はこのラーメン屋ですませた。 ラーメン屋には、バス野郎らしき連中がいた。 一人でラーメンを食いながら耳をダンボにする バス野郎A「白川は濁っててだめやったわ」 バス野郎B「備後はマシやったで」 ・・・・・何の参考にもならない。 その後、 スポーツ公園の温泉に入り、車中泊。 1日目は無残な結果のまま終了したのであった。 2日目 翌日は、七色ダムへ向かった。 じつは以前にフローターを降ろして爆釣した場所があり、 そこならフローターができるのではないかと期待したのであった。 しかし到着してみると、僕がフローターを降ろした場所も 見事にボート屋となっているのだった。 もちろんフローターなんて禁止だろう。 おっちゃんに聞いてみた 「あのー、フローターは...」 おっちゃん「ダメダメ!禁止禁止」 やはりそうか ボートは借りれますか? おっちゃん「パンドーは出払ってないよ、手漕ぎならあるけど」 「エレキはつけれるよ」 ぼく 「それでお願いします。」 ここまで来て、バスの顔を見ずには帰れない。 いっぴきくらいは、やれば釣れるだろう。 ということで手漕ぎで釣り開始 それにしても手漕ぎは他にいない。手漕ぎ。 なんてバカなんだろう。 湖上では歩行者のような扱いである。 しかし、意外にみんなやさしい。 手漕ぎは弱者なのだ。 たまーにVハルが来ると、わざと悲壮な顔をして ボートを一所懸命漕ぐのである。 すると彼らは減速する。 そう、弱者なのだ。 ちなみに、こんなバスボートも来ていた。 いきなり現れて、湖上に着陸するように停止し、 そのあとモーターの音が「ウィィィーン ガッシャン」 ルルルルルとエレキで徘徊し始める。 そして、僕の後を追うようにエレキで流していたが、 バスボートの兄ちゃんも釣れた気配はない。 結局ボートはいたるところに居たが、釣れてるところを見なかった。 全く釣れない。 最後はこんな上流まで来てしまった。水はきれいだが、 見渡す限りなにもいない。 ちなみにローマのお風呂みたいな景色もあった。 釣りよりも、ほとんど湖ウォッチングと化していた。 やたら投げても釣れなさそうなのである。 投げるよりも岸際をバスが居ないか見ているほうが楽しい。 ふとバッテリーを見ると シマッタ!残量がない。手漕ぎはもう嫌だ!帰ろう。 時刻は13:00 夏日のような暑さのなか、バッテリーを気にしながら 桟橋に戻った。結局、いっぴきも釣れなかった。 桟橋に付くと、もうおっちゃんはいなかった。 受付もシャッターが閉まっていて誰もいない。 ボートから上がり、ひとり休憩場所でお茶を飲んだ。 ここは涼しかった。気持ちのいい風がさらさらと流れていた。 2日間全く釣れなかった。 でも 清清しい気持ちがした。 また来てみよう。 池原七色単独釣行 おわり。 |
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