釣行記   リストへ戻る

さぬきうどんバスツアーR氏の巻 釣行日:2004/4/24-25 天候:晴れ

香川県ってほんとにいいところです。
最近バスは釣れなくなってきてますけど....。
きれいな水、水面に映る新緑。今が一番いい季節かな。

こんなところで浮かんでいると、心が浄化され、
もう釣果なんぞどうでもよくなってしまう・・・・。

というのはウソで、やはりデカイのがガボガボ釣れなくてはつまらん!




さて、今回の釣行記の主人公はこの人。R氏です。


渋いでしょこの人。いかにもフライやってそうなかんじです。

R氏:「おはようございます。よろしくお願いします。」
案内人:「こちらこそ、よろしくお願いします。」

早速、釣場へ移動する。しかし、何だか寒い。
この時期にまた寒波が上空に入ったらしい。


ひとつめの釣場は比較的バス停から近いダム湖へと向かった

しかし例によって子バスが多い。

R氏:「釣れますけど、小さいですね。」

案内人「そうですねー...。(プレッシャーがかかる)

わざわざ香川まできて、こんな小さいバスじゃ、しめしがつかん。

では次へと早速移動。ここはデカイのが居ると確信している池

入水する前に案内人は右側の立ち木がいい(以前に45cmを釣っている)
とR氏に勧めた。しかしR氏は左側の岩盤をやるという。

R氏:「いいねぇ〜あの岩盤。特にあの亀裂の奥とか。」

R氏は岩盤フェチのようでした。
それというのも以前に岩盤でかなり良い思いをしたらしく、
岩盤をみると思わずロッドが勃起するのだそうです。

R氏:「あの割れ目がいいな〜」


浮かぶR氏。案内人はテンポが速い釣りが好きなので、
あっと言う間に一周して上がってしまう。R氏はまだ池の中ほどにいる。

何本かは釣れたようでしたが、フローターは一緒に釣り出来ないので
どうしても写真が撮れないのである。こんどは、ボートでも出そうか。

暇なので辺りを散策すると、もうトンボがとんでいた。
こうなると、バスは俄然水面を意識し始めるのだ。


ダムゼルドラゴン。


その後、うどん屋へ。
例によって僕の大好きな西植田のうどん屋へ行く。

うどんを食べるR氏。

R氏:「うまいうまい。」

ちなみに、さぬきうどんは玉数で注文します。

うどん1玉で小。2玉で大。

うどんは釜から上げたあと、すぐに冷水でしめます。
そしてツルツルになったところにダシ汁をかけて食べます。
これがいわゆるカケうどんなんです。
決してしめたたうどんをもう一度温めるなんてことはしません。
したがって、さぬきうどんはぬるいのです。

だから、さぬきうどんは早食いできる。

さぬきうどんは早食いできるからからうまいのだー。

通常大人の男性なら、大(2玉)で満足するのですが、
僕がさぬきうどんの変な能書きを最初に吹き込んだため、
R氏はあまりに早食いし過ぎ、胃からの満腹の信号が
脳に伝わる前にお替りをしてしまった。
なんともう一杯、大(2玉)を注文してしまったのであった。
つまり4玉も食べてしまったというわけです。

案内人:「大丈夫ですか?」
R氏:「ああ、ちょっとトイレに行ってきます。」


ちなみにこのうどん屋はいつも昼時には行列ができる。

この時期は取れたてのタケノコがたくさん入っていてうまいのです。

↓ちなみにこれがそのタケノコ。

このタケノコを見て、お客のおばさんが感動していた。
「ちょっと、あんたみて。このタケノコ。いータケノコ!」

これがそんなに良いタケノコなのかはわかりませんが、
とにかく、取れたてでシャリシャリしているのがいい。

R氏はしばらくしてからゲップしなら戻ってきた。


その日の晩はキャンプすることにした。さぬきうどんバスツアーは
オプションでキャンプコースも選べる。もちろんナイターし放題。
ジタバグでガボン!とやってください。

ただ、この日はかなり寒くて、バスの出はあまりよくなかった。
近くの温泉でさっぱりした後、キャンプする。

バーベキューを囲む

豚のロース肉にすりおろしたにんにくをまぶし、塩胡椒する。
それを強火の炭火で焼くと、うまいんだーこれが!
そして鍋で炊いたアツアツのご飯を食うのだ。

その後
この日は早めに寝袋に入った。
明日は7時に起床することにした。
R氏はあまり釣り急がない人だった。

普通、バスツアーに来る人は折角きたのだから、
貴重な時間をすべて釣りに当てたいと思うはずなのですが、
R氏はそうではなく、逆に僕のほうが釣り急いでいたくらいです。

案内人:「明日は何時からにしますか。AM4:00にしましょうか?」

R氏:「いやいや7:00くらいでいいでしょう。」


そして翌朝

すっかり爆睡してしまった。キャンプ撤収。そして移動開始。
西讃方面へ移動する。

道中会話が弾む。釣りをしてる時以外は
ずーっと2日間車の中で会話してるわけだから、
もう、お互いのことは、ほとんどわかってしまう。
たとえば、奥さんはどんな人とか、仕事は何してて、
どこに住んでで、子供の頃はなにしてたかなどなど。

ちなみに、R氏は僕の実家のすぐ近くに住んでいたことが判明。
地元の話題で盛り上がった。こういうのって、本当にたのしい。

そしてこの日最初の池に到着。

見渡すと、他に釣り人もおらず、あまり釣れるような感じではない。
しかし、ここは爆釣であった。

R氏ここで40cmをゲット。

よかったですねー。

最近の香川の野池はこのサイズを釣るのもたいへんでは?
なんせトップですからね。とにかく40UPは釣ってもらわないと。
ということで、来てもらった甲斐があったってもんです。


で、次の池に移動。ここは平坦な皿池。50UPが釣れている。

案内人はまだ40UPを釣っていない。
ここは、R氏をほっといて急いで先に池に入ろう。


なーに先はいってんだー 怒る埴輪魔人。


しかし子バスとギルばかりがテールをつついているだけだった。
やはり#1/0フックのポッパーでは無理かぁ。
案内人はここでドロッパーニンフをつけた。

すると案の定。ギルと子バスがやたら釣れるのでした。

股間に張り付くギル

一方R氏はそれなりのサイズをかなり釣っていた様子。


遠くからR氏の写真。釣れてるけど全然見えない。


真昼間のドピーカン、しかも風が結構強い。それでも釣れる。


しかしサイズは小さい。


池を一周したところで上がり、うどん屋へ。

うどん屋にて。本当は超有名な山越の釜卵を食べる予定でいたのですが、
次に行くダム湖とは反対方向なので、その辺のうどん屋に飛び込んだ。
しかし、これが大当たり。かなりうまかった。穴場発見!

いかにもうまそうな顔をするR氏。

そして次の池
また来てしまった。この入れ食いの池。しかしここも型は小さい。
しかし、ここまで全く躊躇せずトップに出るバスも珍しい。
小さいくせに、ゴボン!ゴボ!ガバ!ツボ!

フライを始めてまだ魚を釣ったことのない人がいたら、
ここにくれば一投目で120%の確立でバスが釣れるでしょう。

一気に移動して最後のダム湖へ。



足ヒレをつけるR氏。

ここは山間にある非常にロケーションの良いダム湖です。

水の透明度もすこぶる高い。足ヒレもホラこの通り。



こんな美しい景色の中、浮かぶR氏
ここからはお互い2手に分かれて釣りをした。

案内人も良型のバスをようやくゲット。

使用フライは例によってWest's Popper

West's Popperはこのように45度で浮くようになっている。


ガバ!


そしてこんなところもキャスト!ポッ・・・波紋・・・・ゴボン!


人形は顔が命。ポッパーは軽さが命です。

ということで、分かれて釣ったのでR氏の写真はほとんどなし。
でも案内人が20匹くらいは釣っているのでR氏も結構釣ったはず。
遅くまでやっていたので、帰りの時間に余裕がなくなってしまった。
急げ!高松バス停へ!

途中、ショッピングセンターの駐車場でフローターのエアーを抜くR氏

人通りの多いショッピングセンターの駐車場で、こんな格好で慌てて
作業をしていると、かなり怪しい。やはりフローターはズィールに限る。

R氏の持ち物チェック。見よ!このプラグとグリップを!

R氏は相当なトップフリークでした。

ちなみにこのツアーに来られる人は、そういう人が多いです。

やっぱそういう路線なんでしょうね。静かな野池で釣りをしたい。

ちなみにグリップは自作だそうです。
布袋竹。すばらしい。

ということで、なんとかバス停にたどり着き、最後のワンショットを撮影。

いやーほんとにお疲れ様でした。
2日間あっという間でしたね。
本当にありがとうございました。
また、タッチャン池と子供の頃のバス釣り、バイクの話でもしましょう。


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