釣行記   リストへ戻る

さぬきうどんバスツアーM氏の巻き   釣行日:2004/6/19-20 天候:晴れ


さぬきうどんバスツアーも今回でもう5組目かな。

遠くから来られた方、本当にありがとうございます。

ところで、ふろりだ池ですが、毎回案内してるうち、
やはりというか、釣れなくなってきました。(あーたりまえだろが〜。)

そこで案内人は、最近再び、新規野池開拓を精力的に行っております。

今後ともよろしく!


ということで、今回は新規の池のテストも含めた
東京Y氏の釣行記どえっす!


しかし新規といいながらも、外せないのがふろりだ池です。
まずはやはりそこに行くことに...。

準備するM氏

ここでタックルを拝見

すごいぜーコレ。ウィンストンのボロンXU#8にセージのラージアーバー!
まさに戦闘的なタックル。振らしてもらって、軽さに驚く案内人。

やっとまともな道具を持ってくる釣り人に出会えました。

そして釣り開始!

リリーパッドを狙うM氏、出るぞ!出るぞ!バスが出るぞ....。

この前傾姿勢は、かなり集中していることを示しております。
釣りをやっていて後ろにのけぞってはいけません。
あたりまえです。そんなひと見たことありません。


ゴボン!

♪で〜たぁで〜たぁーバスが〜♪まあるいまるいまん丸い♪

めでたいバス。しかしそんなに丸くはない。

M氏:「いい出方しますね〜」


場所的にはこんな感じ。冠水した植物の際にバスが潜んでいる。


しかし、冒頭にもお伝えしたように、最近ここは釣れなくなりつつあります。
結局ここでは、この一匹のみで終わってしまったのでした。

で、次の池。フローターで出撃するM氏

ちなみにこの池は2年ほど前に水が抜かれた池である。
池は小さいがバスは確認できている。平均サイズ35cmくらいかな。

ほなやってみまい。

ゴボ!

ワンドの奥でヒット。小さいけど。


さらにまた別の池にて。ここはヒシモの密集している通称ヒシモ池。
ウォームウォーターな雰囲気抜群のロケーションだ。


ゴボ!


サイズはそれなり。でも、かなりのバイトがある。

コレくらいのサイズがゴボゴボ出るのは非常に面白い。


オーバーハングしたシェードにフライを入れるM氏。


すんごいヒシモ。右奥のポケットが特に良さそうだった。
これから来る人はフロッグは必須だろうね。雷魚もいるし。

でも、こんな中にフローターで入るは辛いものがある。足が疲れる。

お?M氏グッドサイズをゲット。しかしヒシモがすごくて近くまでいけないのでした。


この池は入るのも上がるのも大変。コケそうになるM氏


池からはい上がると、どっと汗が噴出すのでした。
とにかくこの日はむちゃくちゃ暑かった。もう汗だく。
自分で汗だくの写真をとる案内人。


次はダム湖へ。

カヌーを運ぶM氏。


ちなみにM氏はエレキ付のボートに乗るのは初めてとのことだった。
もちろんカヌーなんて乗ったことない。

カヌーを湖畔まで下ろしたあと、

M氏:「じゃ、僕は車に戻って他の荷物をとってきますよ。」
案内人:「お願いします。でも一人で持てますか?」
M氏:「大丈夫ですよ、全部持ってきますよ」
案内人:「プラスチックの黒い箱も持ってきてくださいね。」
M氏:「了解、プラスチックの黒い箱ね。」


遅いので案内人が行ってみると、M氏が死にそうな顔で立っていた。

M氏:「コレなんでこんなに重いんですか」
案内人:「バッテリーですよ。」
M氏:「コレ30kg以上あるんじゃないですか」

初めてバッテリーを持ったとき、人は思う。
世の中にこんな重いものもあるんだってことを。
外見がプラスチックなだけに、持った瞬間、顔色が変わる。
バッテリーは重い!

なんとかセッティング完了、釣りを開始した。
ティムコのサイトマスターをかけ、
カヌーの先端に座るM氏。どうぞ釣ってくださいな。



エレキを操船する案内人。


しかし思った以上に風があり、案内人はほとんど釣りができないのでした。
もうエレキの操船だけで精一杯。

ま、案内人は案内するのが役目ですからね。
釣ってもらうこと、優先なんです。

そもそも、どうして僕はこんなことやっているのか。

じつは僕自身、東京生まれの東京育ちな人間です。
東京在住中も香川には何度も釣りしに来ていたから、
わかるんですよね、来る人の気持ちが。

当たり前のように池があって、当たり前のようにバスがいる
香川の人間とは感動レベルは全然違うんじゃないかな。
たぶん、バスに対する意識もちがうでしょ。

こっちの人にはわかんない。
なんでこんな溜池にわざわざ東京からバスを釣りに来るのか。

あそびじゃないんだよね。バス釣りは。



ドバ!

♪で〜たで〜たーバスが〜♪まあるいまるいまん丸い♪

ゴミだまりに潜られながらもM氏、無事にバスをキャッチ。

うーん、M氏は釣る。こういうところで一発必釣出来る人は
そうはいないんです。さすがです。


シェードを打つM氏


でもって次の池。
ここは最近開拓した小さな池である。
岸からの釣りになるが、魚影が濃いのですぐに良型がでた。


M氏も何本かは釣っていたが、小さい池なので一周したところですぐに移動する。

次はダム湖。


駐車場にはJBとNBCのステッカーを貼ったキャリアつきの車が3台停まっていた。

湖畔まで出ると、案の定アルミボートが3艇停泊している。
ちょうど釣り終わったところだった。

案内人:「どうです、釣れましたか?」

やぼな質問をする案内人。
なぜかというとライブウェルの中身が気になったからだ。

NBC:「ボチボチですよ。」

案内人:「ライブウェルの中、見せてくれますか」

NBC:「いいですよ。」

案内人:
「おーまずまずのサイズじゃないすか〜。」
「写真撮ってもいいですか?HPに載せたいんですが..」
「せっかくだから、こう、バスを持って...」

NBC:
「こうですか?」

案内人:
「そうです、そうです、そんな感じで」
「いや〜バスプロみたいだね。」


かれらは、実際、トーナメンターだった。装備もすごかった。


ということで、散々攻められたあとだったが、釣りを始めることにした。
最初はカヌーを出すつもりだったのだが、バッテリーが効いたのか、
M氏はフローターでやりたいと言い出すのでした。


ちくしょーカヌー乗りたいのに。

そして出撃するM氏


案内人も遅れてフローターで釣りを開始した。


ゴボ
I氏からもらったヘアバグでの一匹。



またまたゴボ!
おー、ひくひく


これは、まぁまぁのサイズ。といっても35cmクラスですがね。


しばらくしてM氏と合流。

案内人:「どうです。釣れましたか」

M氏:「40ぐらいのなら結構でました。」

なに、40ぐらいのが結構出ただとー!

ふと見ると、M氏はストリンガーにバスをつないでいた。

で、そこには40オーバーがすずなり?に繋がれていた。

おー!すごい。

写真とりましょ写真。


どうだー!

ここまでやると嫌味かもしれない。

でもま、釣ったバスをどうしようが人の勝手だよね。

それにしてもさっきのトーナメンターより全然すごい。

ということで、初日はまずまずの釣果となったのでした。


その晩は、案内人のお勧めの焼きとり屋でいっぱいやることに。


この焼きとり屋は絶対にお勧めである。
とにかく安くてうまいのだ、なんつたって、さばきたての地鶏だからね。
特につくねがサイコー。ハツもサイコー。つくねはタレ、ハツは塩でね。

ちなみに案内人は例によってカルピスである。
カルピスはうまい。
カルピスなくして生きてはいけない。

M氏:「ところで、夜のガイドはないのですか?」
案内人:「それってナイターの釣りではなくてですか?」
M氏:「ええ、まぁ夜の遊びのガイドですよ」
案内人:「夜の遊びのガイド、やっております。いきますか?」
M氏:「お願いします。」

ということで、案内人は夜遊びのガイドもするのでした。



夜遊び終了

M氏:「いや〜よかったです。プロフェッサーと呼ばせてください。」

PM11:30
一日目のガイドは大幅に諸経費をかけ、終了するのでした。


2日目

AM3:30ホテル前に到着。

案内人、なんと遅刻。

すんません、すんません。

そのまま西讃方面へと向かう。

ちなみに案内人、フライが巻けず、バグがナッシング。


釣果のほうは、野池を4箇所回るが、子バスばかりであった。写真ほとんどなし。


日も昇り、強烈なお天と様が顔をだす。

うわ、暑い、眠い。

とりあえず、休憩場所を探しておしゃれなカフェに入る。


そしてうどんも食った。


二日目の日中はかなりだらけていた。

M氏も爆睡。


やはりちゃんと寝ないと、だめだね。

とくにこれからの季節は、日中はトップ釣れましぇん。釣れる気もしましぇん。

暑くて外にはいられないし、眠いし、車停めても蒸し暑いし

どうにもならん。

休憩したい

ということで

とりあえず温泉ランドに飛び込んだ。

そのまま風呂入って爆睡するM氏


案内人も爆睡

みんな爆睡

ふと起きると、もう午後3時をまわっていた。

睡眠もとったし、日も傾き始めた。またやる気が出てくる。

ということで、最後のダム湖に到着。準備するM氏



しかし台風が接近中で大荒れに。


良型をキャッチするM氏


案内人もなんとか子バスをゲット。

たまにはニッコリ笑ってみようと思い、にーっと笑ってみたら

こんな怪しげなアホづらに...。


70年代エレキ、シェークスピアワンダートロール、ランプ点燈!だからなんだっつーんだ!


帰りの道中、不気味なスキ雲が漂っていた。嵐の前の静けさという感じだった。


二日目はあまりよい釣果ではなかった。でも台風が接近しているから
早めに切り上げて正解だったと思う。



Mさん、2日間お付き合いありがとうございました。

こんどは海外釣行したいですね。

またよろしくお願いします。

おわり

リストへ戻る