釣行記 リストへ戻る
じつは最近、あまり釣れていないのだが、 東京からギンギン爆釣志向らしき、3人組の予約が入っていた。 しかも全員ルアーマンである。 事前に荷物として送られてきたロッドが メガバスとかコンバットスティック。 やばい。 釣れなかったら袋叩きかぁ? ということで今回は東京からO.H.U.氏の3氏の釣行記です。 出発前の荷物はこんなです。 ロッドケースが長い。まるでバズーカ砲である。 ワンピースのバスロッドが6本も入っているのだから無理もない。 今回の待ち合わせ場所は、屋島にある24時間営業の健康ランドである。 いつも通り、事前メールのやり取りだけで、どんな人が来るかは不明。 年齢も聞いてない。ただ東京から男性3人が来るというだけである。 いったいどんな人たちなのだろうか。 この健康ランドは一度入ってみたかったので、事前に潜入を試みた。 しかしそれらしき3人組の姿はなく、皆オッサンばかりであった。。 おかしい。彼らはどこにいるのだろう。 待ち合わせの時間になり、ロビーに出てみると。 玄関にいるいる。いるではないか。 3人とも向こうを向いている。 当たり前である。 普通、迎えは外から来るものだ。 まさか後ろから現れるとは思わないだろう。 案内人:「あ、どうも、こんちはー。」 いきなり後ろから案内人が現れたのには驚いていたようだ。 写真奥からH氏、O氏、そしてU氏である。 O氏:「よろしくおねがいします、中にいたんですか?」 案内人:「ええ、風呂に入っていました。」 「こちらこそ、よろしくお願いします。」 ということで早速、釣り場へと向った。 釣り場に到着。いきなり蚊に刺されまくるH氏 いざ出陣。3人ともバリバリのルアーマンであった。 最初にバスをゲットしたのはO氏だった。 場所は例によってフロリダ池である。 こんな感じで池に立ちこみ、フロッグを投げまくるのだ。 ゴボとかガバ!とか出るには出るのだが、イマイチ食いが浅い。 フッキングしない様子である。 ズルズルズル、ズル、ズル、ズル、ズ ゴボ! 「うわっ!出た!かぁ〜乗らない。」 そんなことを繰り返すうち、U氏に良型が乗った様子。 U氏:「よっしゃ、よっしゃ、乗ったぜ〜」 と言ったかどうかは憶えてないが、そんな感じで手元までバスを寄せてくる。 35cmくらい。ハイ写真とります。するとこのポーズ。 絶対まじめにカメラを見ないU氏であった。 ちなみにルアーは白ネズミ。 メーカーはどこかは分からない。 とにかくこの白ネズミがやたら好調だった。 ところでO氏はバックラッシュした様子。 わざわざここまで入って、一投目でバックラッシュはつらい。 それも15分位ほどいていたのではないだろうか。 結局解けず、丘にあがってラインのセットし直しになるのだった。 U氏はブツブツちゃらんぽらんな冗談を言いながら、かなりの確立で バスを乗せていた。この白マウス、フッキングで他を圧倒していた。 しばらくして日が出てきた。今日も晴れか。 H氏はウィードのないオープンエリアをスピナーベイトで探っていた。 すると突然、ゴゴン!と40オーバーがヒット。 これはかなりの良型だった。今回のベストバスではなかったか。 重さも結構あったと思う。 その後はしばらく釣れなかった。出るには出るが、 乗らないのである。たぶん小バスが出ているだけなのだろう。 ということでこの池は早々に諦め、次の池と移動した。 次の池は、例によってヒシモだらけの比較的大きな池である。 2人仲良く入水するO氏とU氏。 ここで案内人に良型が1本出た。 ミニチマフロッグに出た42cm。 案内人は、このフロッグをわざわざフライロッドで投げている。 ハッキリ言ってアホである。なぜ、スピニング使わないのか? もしそう聞かれたら、何もいえない。 O氏が写真を撮ってくれた。良型をゲットし、喜ぶ案内人。 ちなみに水中写真 一緒に行動していたO氏も良型をゲット。 これも40くらいあったと思う。 それにしてもワームはやはり良く釣れていた。 次から次へとバスを釣る。 これもサイズ的にはまあまあの良型。 一方H氏とU氏はかなり奥まで行った様子。 釣果のほうは、型はイマイチだが数はそこそこ出たとのことだった。 そしてまたこの馬鹿みたいなヒシモの中を戻るのである。 この写真を見る限り、彼らは笑っているが、じつは楽しくもなんともない。 笑いながら、もがき苦しむ3人なのである。 こういうヒシモの中をすべるように進むには、 じつは、ちょっとしたコツがあるのだ。 それはずばり、 「先に行かないこと」である。 だから案内人は手前にいるのである。 案内人:「大丈夫ですか〜。進んでますか〜?」 そう言って、3人が通ってできた後を通るのである。 O氏:「ダメです、進めません」 案内人:「いやー頑張ってください。どんどん進んでくださーい。」 ということで疲労困憊した我々はうどん屋へ。 U氏は香川県民なみのひょっとこ食いをしていた。 こちらはH氏の写真。ピンボケ。まるで昭和時代のような写真である。 うどんを食べた後、しばらく休憩をとり、 その後どうしたのかは思い出せない。 記憶にございません。 最後は確か、真っ暗なダム湖に行って、 早々に引き返してきたことだけ憶えているのだが....。 そしていきなり2日目。 2日目の朝一はGOGOダムへと向かった。 しかし案内人は寝ていたので釣果は全然わからない。 写真も撮っていない。おまけにU氏の話では、 車の中でいびきをかいて寝ていたとの事である。 あとでメールで送られてきた写真 これは誰が釣ったのか、O氏か? これはどこだろう。記憶にございません。 う〜ん、すいません。寝てばかりで。 でも、居眠りして事故でも起こしたら大事だから。 そういう理由を付けて、いつも寝るのである。 続いて西讃方面の西高池。 出撃前の様子。小雨が降っていて条件的には良い感じである。 ただ、大雨の影響か、いつになく水が茶色がかっている。 しかしここは期待ができそうだ。すぐに釣れていた。 H氏が奥の流れ込みで、まずまずのサイズをアライくんで出したらしい。 ちなみにO氏も腹ボテのバスをゲット! これは結構重さがありそうだった。 その後、2つほど池を回ったが、どうも調子が良くない。 特に2つ目の池は、完全にはずした。バイトゼロである。 特派員の話では爆釣のはずなのだが、 全く反応がなかった。水がかなり濁っていたから やはり大雨の影響がまだ残っていたのだと思う。 我々は再び高松に戻り、最後の釣り場へと向かった。 最後の野池では、ウェーダーやフローターを乾かすため、 オカッパリで釣ることにした。 全面ヒシモで覆われたエリアをフロッグで探る。 ゴボ! またしてもU氏にまずまずのサイズがヒットした。 それにしてもU氏は渋い。 日本人離れしている。まるでイラク人のようである。 その横で指を立てるO氏は昔、日本のカレーのCMに 出ていたニセアラブ人によく似ている。 それにしても出は渋かった。 極々たまーにゴボ!っと来るのだが、これが乗らないから悔しい。 後ろのH氏も最後の最後で決定的なバイトがあったのだが、 これが惜しいことに乗らなかったのだ。残念! なんとなくもう終わりかなーという雰囲気が漂った。 出てください。ブラックバスくん。 時間が許す限り、最後の最後までルアーを投げ続けた。 そして薄暗くなった。 案内人:「そ・ろ・そ・ろ...上がりますか?」 この言葉は非常にむなしい。 タイムリミットである。 せっかく遠くから来ているのだから、時間があれば いくらでも釣り続けたいところなのだが,,,,。 ふと足元を見ると貧相なフルーガルフロッグがルアーボックスに乗かっていた。 寒そうだった。なんかもう、夏が完全に終わったような気がした。 ということでゲームオーバー。 釣果は、イマイチか。でもまぁ釣れた方かもしれない。 最近の香川は、以前より釣れなくなっている。 これは本当の話で、昔みたいに何投げてもゴボゴボ! なんて話は過去のものとなっている。 でもみなさん最後までベストを尽くしたことは間違いない。 帰りは、高松市内の"きらリ"という温泉に寄り、 ここで汗を流し、駐車場で荷物をまとめることにした。 バズーカ砲を構え、ロッドを収めるU氏。やはり彼はアルカイダだった。 そして駅に到着。 いや〜ほんとにあっという間でしたね。 2日間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。 メガバスやコンバットスティックを初めて振りました。 やっぱルアーは効率的で楽しい釣りですね。 またいつか、機会があったらご一緒しましょう。 でわ、でわ。 おわり |
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