釣行記 リストへ戻る 釣行記2006/5/3-5 さぬきうどんバスツアーI氏とM氏の巻 今年は、「さぬきうどんバスツアー」の更新していないのですが、 |
初日の朝、コンビニの駐車場にて撮影。 左がM氏、右がI氏です。 お二人とも大阪からバスと電車で高松に入りました。 M氏は去年に続き2回目、I氏は初参加ですが、 大阪のバスフライショップ"Pop Sounds"のダイブレンジ のメンバーだったそうです。 初日の一発目どこに行こうか悩みましたが、 最近、高知の特派員が50オーバーを2匹出した池があるので そこに行ってみることにしました。 ただ、情報を提供した高知特派員は、案内人の知る限り、 メージャーを持っていない人です。 メジャー持ってないのに51cmと52cmとは ちょっとあやしくもあります。 もしかしてウソこいているかもしれません。 しかし携帯で撮った写真をみると確かにデカイのです。 とりあえずやってみないとわからない。じゃ行ってみましょう。 ということでその池へと向かうことになったワケです。 池に到着して3人でフローターを出したのですが、 なぜだか反応がまったくない状態でした。おかしいです。 どういうことでしょう。昨日ボートでも入ったのでしょうか? とりあえず、状況を再度確認するために、 フローターで浮きながら特派員に電話してみました。 案内人:「今日、さぬきうどんバスツアーなんだけど、あの池はどうかね」 特派員:「そこはほっておけ、絶対に行くな、まさか行ってねぇだろな」 案内人:「いや、行ってないって。聞いてみただけだよ。」 特派員:「あそこはデカイのいるから秘密にしておけ、絶対いくな!」 案内人:「了解、了解、じゃぁねー。」 すでにその池に浮いているとはとても言えない状況でした。 しかも、これから特派員は、ここへ釣りに来るといいます。 やばい!逃げろ! 釣りをしていて、何故逃げなきゃいけないのでしょう。 しかしこんな裏事情を説明しているヒマもありません。 案内人:「もう、あがりましょう。」 M氏:「え、もうですか?ポツポツあたりはありますよ。」 案内人:「いやいやここはダメです。早くあがって次へ行きましょう。」 不審がる二人を説得し、 なんとかこの池の脱出に成功したのでした。 次はフローターで一周30分位の小さな池に到着しました。 ここもデカイのがいると思われます。先日も57cmが出たと、 釣りの帰りにヘラ師のおっさんが言っていた池です。 藻がすごく、デカイのは潜っているようです。 夜にジタバグなどやったら、ものスゴイのが出そうな池です。 きっと朝イチか夜しか出てこないのでしょうが、 とりあえずやってみることにしました。 M氏は岸から、I氏はフローターで入りました。 案内人は岸からスピナー投げて見ていました。 しかしヘラ師が3人もいて、奥のポイントには入れなかったようです。残念。 小バスは何匹か釣れたようですが、結局この池も早々と切り上げ、 次へと移動することになりました。 そしてまた次の池です。 そこは半分くらいが護岸されていて、囲気的にはあまり良いとは 言えない池ですが、魚影は結構濃い池です。 案の定、釣り始めてすぐにI氏に良型がヒットしました↓ さすが、ダイブレンジのメンバー。強風の中、沈めるフライで38cmをゲット。 一方、案内人もそこそこのサイズをゲットできました。 ちなみに最近、案内人はスピナーマンと化しています。 スピナーマンとは、新たなスタイルの釣り人を言います。 スピニングまたはスピンキャストタックルを用い、渓流のアマゴから ウグイ、バス・ギルまで、何でもスピナーで釣ってしまう釣り人を言います。 私が使用するスピナーは主にメップスですが、バスにはBOSHやPDLなどのバス用 スピナーなども使います。スピナーは手返しよくフィールドをチェックできます。 特に川探査、野池探査などには最高の威力を発揮し、スレた場所でも 何度も何度もキャストしているうち、必ず何かが釣れます。 バスツアーにはこのスタイルが最適なんです。 でかギルを釣るM氏。↓ 一方M氏はギルとコバッチーの数釣りを楽しんでいました。 結局大きなバスはなかなか釣れないのでした。 初参加のI氏はデカイの「釣りてー!」って感じでした。 でかいのねぇ・・・・。 オレも釣りたいのですが、なかなかねぇ...。 ならば、いるところへいきましょう。 ということで次は先週ひとりで釣行したダム湖へと向かいました。 ↑ここがそのダム湖 こんだけ広いダム湖ならデカイのは絶対いると言えるでしょう。 ただし、その分人も多いです。この日はボートが5杯くらい出ていたでしょうか。 ボートの方もそんなに釣れていない様子でしたが、 我々はデカイのどころか、普通サイズも釣れませんでした。 デカイの釣りてー。 ダム湖のゴミ溜まりにて。 ゴミ溜まりでポッパーをモソモソ動かしていたらチュボ!っと出たバスです。 やはりこういうポイントは必ずバスが入っているようです。 スレ気味なので出方はしょぼいですが...。 オーバーハングした木の下は意外に反応がなかったです。 ボートバサーがひっきりなしにラバージグやノーシンカーを 落とし込んでいましたが、皆あまり釣れていない様子でした。 結局、なんだかんだいって午後4時くらいになってしまいました。 そろそろ、最後のイブニングタイムをどこでやるか、 決断しなくてはいけません。 やはり釣りは1に釣り場、2に釣り場、3、4がなくて5に釣り場ですね。 プレッシャーが少なくてコンディションの良い魚がいる所なら、 どんなタックルでも楽しいはずです。 そういう場所...。うーん、そうはありません。 案内人:「どうしましょうか。」 I氏:「さっきの場所が良かったです。」 案内人:「ではさっきの場所で暗くなるまでフローターやりましょか。」 ということで再び先ほど岸からやった場所に戻ってきました。 ↑出撃前のふたり。 二人を下ろし、暗くなるまでここでフローターやることに決定。 ちなみに案内人はここからは別行動です。 57cmが出たという、さっきの池へ一人で移動することにしました。 夕方なら絶対あそこはデカバスが出るはずです。 ヘラ師ももういないでしょう。 ということで、ここからは二人の釣果は知りません。写真もないです。 ただし、聞くところによると35cmくらいのバスは出たそうです。 案内人はさっきの池へ戻り、ひとりでフローターを出しました。 しかし結果的には↓のサイズが釣れただけでした。 真っ暗になるまで、ウィードのエッジ、藻穴、藻の上を 丹念にデカバグで狙ってみましたが、反応なしです。 結局この日は全員、40オーバーも釣れず、終了となったのでした。 一日目終了 ---------------2日目--------------- 二日目は朝から西へと移動しました。 昨日に続き、朝イチでデカバスを狙うためです。 50UPはこの時期に釣らないとなかなか釣れそうにありません。 ゲストの二人には悪いのですが、スピナーマンはもうやめです。 ここからは好き勝手にやらせてもらうことにしました。 好き勝手とはどういうことかというと、要するに我さきー!ということです。 到着と同時に無言のままフローターのポンプをシュカシュカやり、 ウェーダーに足を通してフィンまで付けてしまいます。 あっという間に準備完了! 「じゃ、先いくよ。車のカギ頼みます」というかんじです。 タックルはロッドをつなぐだけ。セットもできています。 バグはポリエチレンポッパーで耐久性を無視した、 もうこれ以上ないという軽量ポッパーです。 こいつを岸際に"ポッ"と落として一発目パコン!とアピールした後、 フッフッフッっと、目の前で波紋アクションくれてやるわけです。 これが動きの鈍いデカバスには最高のプレゼンテーションとなります。 ゴボ! やはり食ってきました! ん?デカイかも。 バタバタ、ドボン デカイ! ということで、出ました52cm! これで今年の目標も達成。 ちなみにここはM氏もI氏も20匹〜30匹くらいは釣ったと思われます。 正確な数は、わかりませんがとにかく爆釣でした。 特にI氏はシューティングヘッドのシンキングラインでボトムから 40cmのバスも釣っていたようです。ちゃんとシンキング用のタックルと フローティング用のタックルを2本フローターに積んでいるのが印象的でした。 我先だったのでほとんど写真がなくて申し訳ないけど・・・・・。 ということで、次に移動です。 案内人はスピナーマンに戻り、岸からスピナーをキャストする釣り。 I氏とM氏はフローターで湖面に出ました。 スピナーで5匹くらい釣って、その後現地の特派員と合流。 特派員とは久しぶりの再会です。 そして釣り場を2ヶ所案内してもらいました。 特派員の釣ったバス。 2日目はこれでおしまい。 I氏をバス停まで送り、案内人の家でM氏のみ3日目に備え 早めに就寝となりました。 --------------3日目-------------- 3日目も西へと釣行しました。 ただし、3日目の写真は一切ありません。 デジカメのメモリーカードを忘れたため、撮れませんでした。 午前中はダム湖でカヌーを出しましたが、一匹づつしか釣れず、 午後からは、釣り場の開拓に専念しました。 いくつかの池を開拓しながら、お目当ての池へと向かいます。 このお目当ての池とは非常にロケーションの良い池であり、 2年前に良い思いをした山上湖です。 そこがどうなっているのか確認したかったわけです。 池に到着すると水が満水で、少し安心しましたが、 すぐに異変に気づきました。 真っ黒なトノサマガエルのオタマジャクシが、 うじゃうじゃいるのです。 「オタマジャクシがたくさんいる池はバスはいない。」 これは勝手に思っていることですが、ほんとにそうです。 なぜかはわかりませんが、オタマジャクシがいる池に バスがたくさんいたためしがない気がします。 以前にバスはアマガエルとオタマジャクシは食わないと 誰かに聞いたことがありますが、マンガチックなバスバグ に反射食いするようなプレデターが、アマガエルだけ 食わないとは思えないのですがね...。 蛙を食べているのなら、その子である オタマジャクシも食べているはずです。 この池も以前に釣行したときは、オタマジャクシなど全く見ませんでした。 それが、今はうじゃうじゃいます。これはおかしい。 しかも堰堤付近にヒョロヒョロいた子バスも全く見えません。 「たぶん、水抜いたな。」 断定はできませんが、その可能性が高いと判断しました。 その池には堰堤の下にも小さな池があり、そこに一人の少年が スピナベを投げていたのでちょっと聞いてみることにしました。 案内人:「こんちは。ここへはよく来るの?」 少年:「こんにちは。よく来ますよ。」 案内人:「どうやってきてるの?」 少年:「チャリできてます。下に停めてあります。」 本題へ 案内人:「上の池、バスいたはずだよね、今はいないのかなー。」 少年:「いやーどうでしょう、よくはわかりませんけど...。」 我々は半ば強制尋問に入った。 案内人:「もう一度きくけど答えてね。上の池、バス いなくなったね。前いたのに。なぜかなー!」 少年:「・・・・・・・」 案内人:「この人、大阪から来ているのに、わざわざここまで来てバスが いないのは悲しいなぁ、何処か釣れるとこないかなー!」 少年:「上の池は6ヶ月前に水を抜いたって聞きました。 大きいバスなら○×池がいいと思います。」 案内人:「あ、そう!○×池ってどこかなー!行ってみたいなー!」 ということで我々はその後○×池でバスを釣り、さらにその近くの 爆釣野池を発見し、高松に戻ったのでした。 以上で今年のGWのバスツアーは終了! みなさん、お疲れ様でした! |
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