釣行記 リストへ戻る
今年は記録的な暖冬だったらしい。 3月中に桜も咲くとか。 ということは、もうポカポカ陽気でトップにバコバコ出るんかい? だとしたら早く釣りに行かなくては! ということで、今回は本格的にフローター釣行を断行 早速釣り場に到着。今回の釣り場はこんな感じのところ。 別になんつーこともない、よくある中規模の野池ってやつです。 辺りを見渡すと、他に釣り人もいないようだ。 実はこの池、6、7年ほど前はかなり人気があった池で、 そのころはボートも必ず2隻ぐらいは浮いていた。 でもその後、釣れなくなり、だんだんと人も少なくなり、 ついには誰も来なくなった。。。。 そういう池って結構ある。 で、忘れかけていたそういう池がその後どうなったのか、 たまに通りかかって様子を伺うと、結構復活してたりする。 この池もそのひとつかもしれない。 デカバスの実績はないけど、魚影は濃くなってきている。 フローターで入水する。 湖面に出てから気付いたのだが、 ポカポカ陽気どころではなく、ほとんど強風波浪状態だった。 たまに強い風が吹くと、水しぶきが湖面を漂って顔にふりかかる。 「うわ、つめてー」 さらに大きな波が来るとフローターにぶつかって背中が濡れる。 ザブン、ザブン、バッシャ!(T_T) 岸と平行に移動しながらポッパーを打ち込むものの、 生命反応はゼロ。釣れる気がしない。 しかも進行方向から風が吹いてくるのでフローターがなかなか進まない。 「ダーメだこりゃ。また出直そう。」 湖面に出て、30分もしないうちに中止を決断。 しかしここで昔のことを思い出した...。 「確かこの池、細長いワンドがあったよな。昔、そこでいい思いしたよなぁ...。」 半分あきらめムードではあったが、左のワンドへとフローターを進めた。 ワンドの奥に到着。 ワンドの奥は思ったとおり、風もなく穏やかだった。 写真ではわかりずらいが、岸際はコンクリートで垂直に護岸されている。 つまり、この日はぎりぎりの満水状態だった。水深は50cm程度。 バスはこのコンクリートにぴったり付いていて。 ぎりぎりにバスバグを落とすと狂ったように反応する。 ただ、それは以前の話である。 この日は風も強く、水温はまだかなり低い。 気分的にもここまでノーバイトだから、ほとんど期待もしてないし 風がビュービュー吹いたおかげで、集中力もどこかに吹っ飛んでしまった。 とりあえずキャストして、適当にリトリーブして帰るつもりだった。 ドバ!き、きた! 結構、いいサイズじゃないか! West's Popperは、しっかりフッキングしていた。 バスを掴んだ瞬間 「...やった...」 ひとりで無言のガッツポーズをしてしまった。 嬉しい、とにかく嬉しい。 それまでの沈黙がうそのような、信じられない出方だった。 これがあるからバス釣りは最後までわからない。 サイズを測ると43cmだった。初バスにしては上出来だ。 今年もシーズン開幕。 みなさんもよい釣りしましょう おわり |
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