釣行記   リストへ戻る

2007年初バスの巻  釣行日:2007/3/17 天候:晴れ、強風波浪注意報


今年は記録的な暖冬だったらしい。
3月中に桜も咲くとか。

ということは、もうポカポカ陽気でトップにバコバコ出るんかい?

だとしたら早く釣りに行かなくては!

ということで、今回は本格的にフローター釣行を断行



早速釣り場に到着。今回の釣り場はこんな感じのところ。

別になんつーこともない、よくある中規模の野池ってやつです。

辺りを見渡すと、他に釣り人もいないようだ。

実はこの池、6、7年ほど前はかなり人気があった池で、
そのころはボートも必ず2隻ぐらいは浮いていた。

でもその後、釣れなくなり、だんだんと人も少なくなり、
ついには誰も来なくなった。。。。

そういう池って結構ある。

で、忘れかけていたそういう池がその後どうなったのか、
たまに通りかかって様子を伺うと、結構復活してたりする。

この池もそのひとつかもしれない。

デカバスの実績はないけど、魚影は濃くなってきている。



フローターで入水する。

湖面に出てから気付いたのだが、

ポカポカ陽気どころではなく、ほとんど強風波浪状態だった。

たまに強い風が吹くと、水しぶきが湖面を漂って顔にふりかかる。

「うわ、つめてー」

さらに大きな波が来るとフローターにぶつかって背中が濡れる。

ザブン、ザブン、バッシャ!(T_T)

岸と平行に移動しながらポッパーを打ち込むものの、
生命反応はゼロ。釣れる気がしない。

しかも進行方向から風が吹いてくるのでフローターがなかなか進まない。

「ダーメだこりゃ。また出直そう。」

湖面に出て、30分もしないうちに中止を決断。

しかしここで昔のことを思い出した...。

「確かこの池、細長いワンドがあったよな。昔、そこでいい思いしたよなぁ...。」



半分あきらめムードではあったが、左のワンドへとフローターを進めた。

ワンドの奥に到着。

ワンドの奥は思ったとおり、風もなく穏やかだった。

写真ではわかりずらいが、岸際はコンクリートで垂直に護岸されている。
つまり、この日はぎりぎりの満水状態だった。水深は50cm程度。

バスはこのコンクリートにぴったり付いていて。
ぎりぎりにバスバグを落とすと狂ったように反応する。

ただ、それは以前の話である。

この日は風も強く、水温はまだかなり低い。
気分的にもここまでノーバイトだから、ほとんど期待もしてないし
風がビュービュー吹いたおかげで、集中力もどこかに吹っ飛んでしまった。

とりあえずキャストして、適当にリトリーブして帰るつもりだった。



ドバ!き、きた!


結構、いいサイズじゃないか!


West's Popperは、しっかりフッキングしていた。

バスを掴んだ瞬間 「...やった...」 ひとりで無言のガッツポーズをしてしまった。


嬉しい、とにかく嬉しい。

それまでの沈黙がうそのような、信じられない出方だった。

これがあるからバス釣りは最後までわからない。



サイズを測ると43cmだった。初バスにしては上出来だ。

今年もシーズン開幕。

みなさんもよい釣りしましょう

おわり

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