釣行記   リストへ戻る

さぬきうどんBASSツアーS社長の巻   釣行日:2008/4/26-27 天候:晴れ

今年のBASSツアーのトップバッターは東京から来たSさんです。


こんな若いのに、Sさんは立派な社長である。

それも銀座でファッション関係の商売をしているのだからかっこよい。。

銀座にお店があり、渋谷に住んでいるらしい。

釣りは毎週赤坂の弁慶池でやっているとか。

↓いきなり取り出したタックルはアーキストリアル

アーキストリアルって最近人気があるらしいね。

こちらは最新モデルのウッド製グリップ。↓

コレもなかなか手に入らないらしい。

っていうか、注文してもなかなか来ないらしい。(笑)



写真ではわかりづらいが、ブランクは緑がかったグレー色をしている。
全体的に細身のロッドで、アンバサダー2500Cあたりが
バランス的にも良さそうだった。


ルアーはいろいろ。

イマイチ志向がよくわかんないが、普通でないことは確かだ。


↑例によってバディを持っていた。

このバディを持っている人は危険である。

なぜなら以前にも八代という変態な人が同じカラーを
持ってきていたので要注意だ。

しかしこうしてみる限り、S氏はごくごく普通に見える。

フローターは初めてということなので、
今回は案内人のZEALのフローターを使ってもらった。



釣りはじめてから一時間ほどたったころ、ようやく案内人に
38cmほどのバスが釣れた。

ちなみに釣れたフライはウーリー・ワーム。
といっても、ただのウーリー・ワームではなく、
最近バス用にアレンジしたスペシャルタイプのウーリー・ワームだ。
いったいどこがスペシャルなのかというと、
ソルト・バスケープをそのままハックルに巻いている点だ。
それだけでとんでもなくブッシーなウーリー・ワームができる。
その恰好がまさにバス用って感じで気に入ってるのだ。


次の池にて


アーキストリアル+2500Cに見知らぬセミルアーをセットするSさん。

細身のアーキストリアルには、やはり2500Cがバランス的によさそうだった。

実際にアーキストリアルに、どういうリールが定番なのか、じつはこの辺の話は
マニアック過ぎて、ボクにはわからない。まだ定番が確立されていないのが
本当のところではないかと思う。ただ、やはり80年代中ごろのメイドインジャパン
リール、例えばダイワのマグサーボなんかが似合うような気がする。

アーキは雰囲気的には決してビンテージではない。
かといって最新のカーボン素材を使った高性能ロッドでもない。
中途半端といえば中途半端だが、コダワリの逸品という点では
このロッドに勝るものはないだろう。やはり銀座の社長はお目が高いのか?


次の池はこんなところ。↑

ここは魚影が濃く、小バスがかなり多い。

最近あぶれそうになると、すぐにこういう池に人を連れてきたくなる。

でも小バスがたくさんいるということは、親バスもいるはず。


親バスを狙いながらも小バスもそこそこ釣れて欲しい場合は、
こういうインチキドロッパーシステムを使う。
つまり、
West's Popperにバス用のウーリー・ワームをドロッパーとして使用する。


さすがにコレは簡単に釣れる。

というか釣れすぎて空しい。

ちなみに小バスはこんなに泳いでいる。

まさに入れ食い。

さすがにここではS社長もすぐに釣れていた。


しかし、なんとしても40オーバーを釣ってもらいたいものだ。

ということであまり釣果の上がらぬまま、とりあえず讃岐うどんを食うことにした。

場所は最近ボクが一押しでお勧めする上原製麺所。

ここのうどんは非常に洗練されている。

麺もすばらしいが、ダシがとてもおいしい。
コロッケ、天ぷらなどの脇役も、すべてが高レベル。

昼食後はいつもとは異なり、東に向かった。
ここはBASSツアーでも初めて紹介する池。

この時期は藻が少なくだから入れるが、
7月ともなると水面の80%くらいを藻が占め、入れなくなる。

型は小さいがスレていないため、かなり元気よくポッパーに出てくれた。


S社長もそこそこ釣れていた。

型は決して大きくないが、ド派手に出てくれるのが香川バスのよいところだ。

というところで一日目は他に池を回りながらもこれで納竿とした。

一日目終了


--------2日目--------



2日目は朝から西に向かった。


アブのステッカーがカッコよい。
タックルは例によってアーキストリアル+2500C


最初の池はあまりよくなかったらしい。
ここは案内人は車中で睡眠を取っていたのでよくわからない。
ただ、以前からデカバスの実績はあるだけに残念だった。
見た感じ、水質があまりよくなく、濁っていた。


次の池は3匹。まあまあか。

次の池。岸から投げたデカダンスにいきなり小バスが釣れた。

S社長も同じようなサイズのバスを何本か釣っていた様子。


で、最後はヨセミテ池に行くことにした。

このヨセミテ池はアメリカのヨセミテ公園なみに美しいので
勝手にそう呼んでいるだけで、実際にそんな池はない。

以前は40オーバーがたくさん釣れたが、最近はあまりパッとしない。


案の定釣りはじめて30分くらいは全く反応がなかった。

S社長:「きました!」

みると、アーキストリアルがかなりしなっている。

デカいんでは?

S社長:「結構いいです。」

最後の最後でS社長に42cmが出た。


ちなみにこのバス、ホントにすごい引きだった。

まあ、透明度の高い池のバスってみんなそうだ。

出方は渋いが、一旦出て、針がかりすると、狂ったように引く。

とにかくコンディションのいいバスだった。




S社長、本当にお疲れ様でした。

いろいろためになるお話も聞けて本当に楽しかったです。

こちらはその後、新たな桃源郷を発見しております。

また是非どうぞ!

おわり。


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