釣行記   リストへ戻る

強風ハロー釣行の巻   釣行日:2009/4/26-27 天候:晴れ



「今年は、さぬきうどんBASSツアーはお休みします。」

と言いながらも、

じつは個人的な釣りはOKということで、

今回は、東京から遊びに来たS氏と一緒に釣りをすることになった。

最初に向かったのはこんな感じの池。


朝から冷たい雨が降り、とにかく寒い。
あまり釣れる感じがしない。

案の定、とりあえず岸からやってみたが反応もなく、
カッパを着て、フローターで湖面に出ることにした。

パコンパコンパコン!

雨が降っているときは派手目にポッパーをリトリーブする。


ドバ!

以外にもすぐに30cm後半サイズが護岸コンクリートの際で出た。



ウレピー。



ちなみにタックルは久々にスコットF87Bを使用した。

それと今回はフローターもじつはおNEWのジョイクラフトFB-1を使用している。



じつはコレ、琵琶湖用にと八代氏に勧められてRETROMで購入した。

見た目はいかにもゴムボートという感じでカッコは悪いが、
八代氏いわく、琵琶湖用には最適だとのことである。

いったいどこが琵琶湖に最適なのだろうか?

まず、食料等の荷物が後ろにたくさん積めること、
そして長距離移動のためにオールが付いていること。
これは当たり前のことだ。

じつはこのフローターの最大の利点は、
足を伸ばして寝れるという点だとのことである。

しかもテレビを見るように、
横になって、ポリポリとお菓子も食えるらしい。

もちろん寝ながらキャストも出来る。

琵琶湖のような広い場所で、長時間釣りをする場合、
水面で休憩できるメリットは大きい。

そして八代氏いわく、このフローターはなんと、
水面でウンコも出来るらしい。

どうやってウンコをするかというと、八代氏によれば
後ろを向いて、足を入れるところにボットンするのだそうだ。

つまりフローター本体がそのままオマルの役割も果たすということならしい。

いままでこんな多機能なフローターがあったろうか!

もちろんウンコは沈むので、そのまま湖底へと沈んでいくから心配ない。

ということでベットにもオマルにもなるフローター!

琵琶湖では確かに活躍しそうなので、今年はぜひ使っていきたいと思う。



話が横道に逸れたが、
S氏、ホッツィートッツィーでいきなり45cmをゲット。

この日はちょうど産卵前で、お腹の大きなメスバスが
シャロー周辺をウロウロしているようだった。



このあと、ボクにもフロッグで40cmくらいのバスがヒットした。

そして、とりあえず池を一周した時点であがることにした。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
今回ボクが使用したタックル。

右奥から、ラミグラスFenwick+ミッチェル308→スピナーマン用
スーパーストライカーFO60+フルーガー2600→プラッガー用
スコットF87B+ハーディーマーキス#89→バスバッガー用
FenwickFF858+フルーガーメダリスト1495 1/2→バスバッガー用

ちなみにロッドは全部オールドグラス。
ボクはやはりグラスのベロンベロン感が好きなので、
硬いグラファイトはどうしても敬遠しがちになってしまう。
持ってはいるんだけど、結局いつも持っていかない。



そして今回持ってきたプラグがこれら。

大したものはないが、基本的にこちらも全てオールドプラグ。

特に今回はマグナムタイガーで釣りたい。


-------------------別の池にて-------------------



場所を変えての1匹。

例の尺取虫ワッキーで、やっと釣れた。

まあ、バスバグやポッパー以上に、
この尺取虫バグを使うメリットがあるかというと、
じつは、そうでもないのだけれど、

こんなもん作って、あーだこーだ言って、試してること自体が、
じつはバスバッギングの楽しみでもある。



もちろん、自作のWest'sポッパーでも楽しいし、



ネットで買ったコマーシャルポッパーだって釣れれば楽しい。
要するに最終的には自己満足。
自分が楽しければそれでよし。ということなんだろう。


↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
GAINES Dixie Devil

コルク製ながらもメイドインUSAで、
BASS KING譲りの太いラバーレッグが付いている。

こんなコマーシャルポッパーだって、じつはちゃんと名前もあるし、
こだわればこだわるほど楽しい世界が広がる。

じつはWest'sポッパーの太いラバーレッグも、
このポッパーの動きに感心して、取り付けたのでした。

やはり自己満足は楽しい。


今回のS氏のタックル↑

ルアーはホッツィートッツィーしかボクには分からないが、
右側のトレイに入っているセミルアーに
並々ならぬコダワリと自己満足があるようだった。

しかし彼の自己満足で特筆すべきは、やはりアーキストリアルだろう。

このロッド、以前から納期が追いつかないらしく、
最近では製作者羽田氏もいろいろと言われているようだ。
もうたぶん、手に入らないし、ロッドのイメージも台無しだ。
モノは出来なくとも、お金を返さないのはマズイ。



この池ではスピナーマンをやってみたが、反応なし。

仕方がないので次の池へ、



急に風が強くなり、天候が怪しくなってきた。

そう思っていた矢先、

S氏43cmゲット
↓↓↓↓↓↓↓



なかなかいいバスだった。

しかしこのプラグなんという名前だったか、

ビッグバドのコピープラグだとは言っていたが、名前を忘れてしまった。

確かダイワのドリンカーではなかったように思う。

S氏は基本的にトップしかやらないので、
水面以外をトレースできるルアーは今回はコレしか持ってきていなかった。

昨日の晩から、ずっとこのプラグを付けたまま車で移動するので、
車中でカンカン・カンカン鳴って、うるさい。

しかし運転しながらこの音を聞いて一つ気が付いた。

ビッグバドの音って、単なるフラップテイルの金属音ではなく、
デザインの基になっている缶状のボディが、太鼓の役割を果たし、
ああいう響いた金属音になるんだってこと。

そこまで考えてヘドンはビッグバドを作っていたのか。
やはりヘドンは偉大なるバスプラグメーカーだっと、
改めて思ったのでした。。

ボクもこの日はヘドンのタイガーを持ってきていたので
早速、ベイトキャスティングに持ち替えてキャストした。

このタイガーというプラグもすごいアクションする。
クチで言うと、ウリウリウリウリ・・・・・

タイガーのリップはミノーにしてはかなり後方についている。
そしてリップの角度もボディに対してかなり立っている。
いまどきこんなミノーあまりないだろう。

でもこの突っ立ったリップが、
じつはあの大きなウォブリングアクションを出しているのは
間違いない。

とにかくよく動くプラグなのだ。


ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ

冠水したまばらな草の間をトレースしていると、

ゴゴーン



サイズは42cm

やはりこのウリ・ウリ・アクションはリアクションバイトの
スイッチを入れるためにあるのだ。


久々の42cm、ウレピー

そしてさらにタイガーの快進撃は続く、

ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・ウリ・・・・・

ゴ・ゴゴーン


43cmが立て続けにヒット!
またしても全く似たようなサイズ。




いいでしょ。マグナムタイガー、略してマグタイ。

それにしてもこの池はすごい。

ほんの30分程度で40オーバーが3本も出た。

久々にいい池発見!夢気分!



ということでかなり満足し、

帰りに山下うどんに寄った。



店内は休日だと言うのにこの混雑ぶりである。

高速道路1,000円効果で、県外からたくさん客が来ているらしい。

本来は香川の有名なうどん屋は日曜日はお休みなのだが、

この1,000効果でこのところは日曜も営業しているところが多いのだそうだ。



ちなみにここ山下うどんは、
レンガ作りのかまどでうどんを茹でる。

こんな田舎の土地だからこんなことが出来る。
東京のビル街でこんな光景は考えられん。



お決まりのちくわの天ぷらと卵。

これがうまいんだー!

ということでうどんを食べた後、また池めぐりをしたが、
どこも釣果はイマイチだった。



ここは風が強くて全然だめ。



ここは小バスがいたが、



コレで終わり。



雰囲気的はいいのだが、ここも生命反応なし。



一日中晴れたり曇ったり風が吹いたりとヘンな天気だった。

子供のころから絶対釣れないと思っていたマグナムタイガー、

じつはこんなに釣れるルアーだったとは驚いた。

ヘドン恐るべし。

ということでこの辺でおわり。

Sさんお疲れ様でした。またご一緒しましょう。

おわり

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