釣行記 リストへ戻る
今回は7月11日-12日の琵琶湖釣行記を紹介します。 7月10日午後11時ごろ、地元の知人S氏と高松を出発。 淡路島を渡って名神高速に入り、そのまま琵琶湖へ到着。 所要時間は意外にも短く、3時間弱で到着した。 今回最初に釣れたバス。 最初に釣れたバスはこんなマメバスばかり。 それでもゴボ!っと派手にバドに出て、 そのまま藻の中に入り込むと、結構大きく感じてしまう。 カキンコ、カキンコ、カキンコ、ガシャン! 「お、出た!」 慌ててロッドを立てると、竿先に魚の気配なし。しかもルアーは藻のなかに。 「なんだ〜バレたか〜。」 そう思って、藻ごとルアーを回収して、藻を取り除いてみると、 かぐや姫のように、藻のなかから小バスが出てくる(笑)。 「あ、バスいたよ(笑)なんだ小バスだ(笑)」 こんな繰り返しで、夜が開けてしまいました。 明るくなってからは、おNEWのザラのNPカラーをメインで使用。 ボクはあまりプラグの動かし方はうまくないのだけど、 いわゆるドッグウォーキングアクションをやってたら、 突然水面が割れて「ガバ!」っとバスが出た。 じつは、ザラで釣ったのは初めて。かなりウレシィー!」 やっぱ違うルアーで釣れるとうれしいです。 ちなみに今回のタックルは スーパーストライカーFO60+フルーガー2600 ということでいつもと変わりません。(笑) 実際ベイトタックルは、ボクはこれしか持ってませんから。 でも個人的にやはりグラスが好きなので、今後もずっと変わらないでしょう。 ちなみに今回はライフベストもおNEWです。 おNEWといっても前から持ってる救命胴衣ですけどね。 この救命胴衣に気の利いたワッペンをいくつか貼ると、結構カッコイイんですよ。 ワッペンは昔のメーカーがいいですね。コートランドとかオービスとかね。 まあ、カッコイイと思ってんの自分だけかもしれないけど。 これでヘルメットかぶったら、ほとんどこれ、小林重工かもしれない。 しかし、じつはコレ、YAMANE氏の真似でもあるんだけどね。 裏に名前を大きく書いて、よりダサダサ感を出すとグッド。 こちらは今回同船した相棒のS氏。 S氏は基本的にタックルにはこだわらないタイプです。 強いて言えばロッドはダイコーのファンらしいですが、 ラバージグからトップウォーターまでありとあらゆる手段を駆使する実釣主義者。 この日もスイムベイトやラバージグなどで、結構ボトムの魚もゲットしていた。 日中にフライで釣れたのは、みんなこのサイズ。 最近の琵琶湖はロクマルラッシュだそうですが、 この日はロクマルどころか50オーバーも釣れませんでした。 しかし実際に73cm10kgなんていう世界記録バスがいたわけですから、 そういう意味で、もうここは日本の琵琶湖ではなく、 世界有数のビックバスレイク、 たとえば、レイクバカラック、レイクエルサルトなどと肩を並べるレイクビワ! そう言っても過言ではないでしょう。 もう次の一投で70cm近いバスが釣れる可能性だって、 実際にあるわけですから、やはり夢があります。 ちなみにフライでバスの世界記録ですが、 確かティペットクラス共通で18ポンド位だったと思います。 じつは昔、IGFAに1年間だけ入会し、そのまま金を払わずに退会したことがあって、 そのときに記録の本が送られてきて、フライのバスの記録を見て ビックリした記憶があります。 18ポンド!もうとんでもないデカバスです。 あれから10年以上経ったので、現在の記録がどうなのか、 ボクは分かりませんが、 12ポンド9オンスがペキンポーポッパーの記録であるということは 間違いないようです。 でも12ポンド9オンスだって、約5700グラムもあります。 これは相当でかいです。 ボクが釣った65cmは重さは測ってませんが、 琵琶湖で釣れた似たようなサイズを参考にすると、 http://gancraft.blog120.fc2.com/blog-category-1.html 大体4500-5000gくらいではないかと思います。 ということは、普通のロクマルでは5700gは越えられないことになります。 で、琵琶湖のガイドのブログを見ていたら、ありました! 5700グラムのバス、こんなヤツです。 http://www.bwk-bassclub.com/blog/2008/05/65cm-5700g.php こんなのがペックポッパーで釣られたということなんですね〜。 やはり世界記録というのは、凄すぎます。 2日目に釣れた40後半サイズ。 2日目の夜は、バイトも少なく、釣れない時間が長く続きました。 琵琶湖はリザーバーなどと違って、岸際や立ち木を狙うわけでもなく、 ただひたすら真っ暗なウィードエリアを探っていくだけなので 目標物もなんにもなく、キャストは結構退屈になります。 しかしキャストは退屈でも、魚はそれなりにスレているので アクションは慎重にやらないといけません。 その辺、だらけてくると、集中力も途切れて、 ポーズもとらず、アクションも段々いい加減に・・・・。 これが一番ダメなようです。 八代氏:「ポーズは長く取り、なるべく移動させないように 微妙にプラグを動かすと、下からドン!と出る。」 たしかにその通り。 しかしこの日は結局このまま釣れず、朝になってしまいました。 ちなみに相棒S氏は55cmというデカバスを未明に釣りました。 ヒットルアーはラバージグ+ジャンボグラブ。 さすが実釣主義者S氏。 ラバージグだろうが、なんだろうが、やっぱ釣ったもん勝ちなんですよ。 下手に拘ってると、釣れなくて不満ばかり出てくるから要注意。 こんどはボクも沈めるフライでボトムを狙ってみることにしよう。 そしてすっかり明るくなり、 あたり一面に、バスボートがうじゃうじゃ出て来ました。 そのバスボートのウネリも結構半端でない。 もうグワングワン、うねる。 バス釣り人口ってこんなに多かったんだと改めて思うほど、 すさまじいバスボートの数でした。 「こんなにバスボートが出て、日も照り始めたのでもう終わり。」 そう思ったとき、たて続けにデカバスが釣れ始めたのでした。 「琵琶湖は明るくなってから釣れるんだよ。」と、 確かガイドの藤井氏も言ってましたが、まさにその通り。 今回のボクの最大サイズ。なんとかフライで50cmゲット。 一緒に同船していたS氏も、ポップXで53cm! ポップX ポチャン!ゴボ! これはすさまじい出方でした。 さらに今回なんといっても凄かったのは八代氏のロクマル!? ヒットルアーは何と!ラッキー13のDカラー(グリーンスケール) こういうオールドプラスチックスで釣ってしまうのが彼のすごいところ。 他にもバディで55cmなど、50UPが全部で4本!! 30数年バス釣りやっているが、こんなの初めてだと、本人も興奮気味でした。 確かに、50オーバーが4本も釣れること自体、普通じゃないのに さらに、そこにロクマルかもしれないバスがいたのだから、もうパニック状態。 ちゃんと計らないまま、いつの間にかこのバスはロクマル! ということになってしまい、その後、皆が集まって、計ってみたら、 なんと1cm足らずの59cmだったのでした。 これには八代氏も相当がっかりした様子でした。 それでも自己記録を更新し、50オーバーが4本も釣れたのだから、 すばらしい釣果なことは違いありません。 ロクマルかロクマルでないか、というのは重要な分岐点ではありますが 自分が満足すればそれでいいのでしょう。 だから自分自身で納得するためにも、ちゃんと計って 写真を撮っておくに限ります。 ちなみにクチを開けて最大サイズで計った場合とクチ閉じで計った場合、 どれくらいサイズに差が出るかというと、55cmのバスで4cmくらいでした。 例えば、今年一緒に釣りをした東京のSさんのビッグバス。 最初はフローターのエプロンに付いているスケールで自分で計って57cm! 「まじ?でけ〜」 でもって、岸に上がってちゃんと口閉じて計ったら、52cmでした。 その差の5cmは、いったいどこへ? じつはきちんと計らないと平気で5cmくらいは誤差が出てしまう。 暴れる魚を一人で抑えてきちんと計るのは、それだけ難しいということなんでしょう。 ということで、今回も琵琶湖釣行でロクマルは出ませんでしたが、 ヘドンのオールドプラスチクスでロクマルが釣れるのも、 もう、そう遠くない、そんな予感を感じさせる釣行でした。 みなさん、お疲れさまでした。 おわり リストへ戻る |