釣行記   リストへ戻る

東京からS氏来たるの巻 釣行日:2011年6月4日
天候:曇り

バスを釣るのに最も良い時期といったら、いつでしょう?

やはり5月、6月、7月の3ヶ月でしょうか。

その中でもGWから時間を空けた6月初頭というのは、

1年で最も良い釣りができる可能がある時期ではないでしょうか?


毎年、この時期に合わせて香川に来られるSさん。

過去を振り返ってみると、やっぱいいサイズ釣ってます。

2回目に来たときに52cm




3回目(去年)50cm





そして今回は・・・・・・。




今回も50オーバー炸裂!と言いたいところではありますが、

残念ながら、三年連続50オーバー達成とはなりませんでした。

結果からいいますと、今回はかなり厳しい状況でした。

一週間前の台風の大雨で、野池はどこも馬鹿みたいに増水し、

今回行くはずだったダム湖も、

湖底が見えるほどの減水から、一気に超満水へと

信じられない変貌を遂げていたのです。


バスを釣る上で、超満水というのは、そんなに悪い条件ではないのですが、

この”一気に”

というのがマズイです。

一気に満水になると、生息環境が一変してしまい、

一時的にショック状態に陥って、バスはベイトを追わなくなります。

いや、ベイトを追わなくなるのか、それともルアーの届く範囲に

魚が居なくなるのかは、わかりません。

ただ、少なくとも釣れなくなるということは確かです。

これは、寒冷前線通過後にバスが釣れなくなる状況とかなり似ています。

こういう時のバスが、どこに居て、何をしているのかは、

いろいろと意見が述べられていて、とても興味深いところです。

ある人は、急激に増水すると、バスは冠水したストラクチャーに深く入り込む、

またある人は急激に増水し濁りが入ると、バスはシャローに居なくなる、

そしてまた、ある人は、シャローには留まるけど、活性が下がって食わなくなる、等々

いろいろな意見がありますが、みなさん、どう思われるでしょうか?

ボクは、少なくともシャローには居なくなるのではないかと思ってます。

バスフライロッダーやトップウォータープラッガーにとって、

シャローにバスが居ないというのは、死刑宣告に近いものがあります。

こういう状況が落ち着くまでには少なくとも2週間程度の時間が必要なのですが、

今回は、そうも言っていられないので、

比較的影響の少なそうな場所に的を絞って出撃したのでした。

Sさん43cmゲット


さらにスピナーテールのロングA改で45cm



数は出ませんが、状況が悪いながらも良いサイズをキャッチできたのでよかったです。

一方のボクはと言いますと、やはり同じようなサイズを3本。



そして終了間際、49cmを1本



こちらも数は出ませんが、釣れれば40オーバーという、

渋いながらも、嬉しい釣果でした。

Sさん、お疲れさまでした。

来年は一緒に琵琶湖にいきましょう!

おわり







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