レポート・釣行記 リストへ戻る
バス釣りやる人にとって、7月といえば、微妙な時期ですね。 梅雨明けまでは野池はどこも満水で水質も良く、よく釣れるのですが、 梅雨が開けてドピーカンになってしまうと、急にダメになります。 そして急激に水温が上昇し、水質も悪化。 日中の表層水温は30度を軽く超えてしまいます。 こんな状況でコンディションのよいバスを釣るのは結構大変です。 ということで、7月中は水の動いているエリアや、 ウィードのある野池を中心に釣行したのでした。 -------------7月8日------------- バスバグ巻いて朝から釣行 しかし釣れるのは小バスばかり。 いつも40cm以上のバスしかHPにUPしてないので、 さぞかし大きなバスばかり釣っているように見えるかもしれませんが、 実際にはこういうのも沢山釣れてます(笑)。 といういうか、フッキングしちゃえば、やはり釣れてしまうのだから仕方ありません。 いっそ小バス釣るなら、これがいい。 そう思って久しぶりに出してきたオービスのバテンキル。 ラインはコートランドのプロキャスト・ロケットテーパー。 とりあえずこれで夏場の小バスいじめを楽しもうと思ってます。 それでも朝夕は、やはり本気でバスバッギング! 8番タックルで1/0フックのポッパー投げますよ。 -------------7月12日------------- この日は仕事終わってからナイト釣行。 パコン、パコン、パコン・・・・・・ドバ! まるでシーバスみたいな細い50オーバーが釣れました。 それでもすごい引きでした。引きもシーバス並みでした。 -------------7月14日------------- 小雨降る中、朝から野池へ まだ梅雨明け前だったと思いますが、 かろうじて40cmくらいのバスが1匹のみ。 よさそうな池だと思ったんですが、案外ダメでしたね。 ちなみに、そのバスが釣れた場所が↑です。 通常、池の岸というのは土かコンクリートだと思いますが、 こういう石垣のような護岸は、エビや水生昆虫の格好の棲家となり 良いポイントになっているようです。 -----------------7月16日(梅雨明け)----------------- 今年は3連休中に梅雨が開けてしまったようです。 梅雨明けの7/16、なにも知らずに朝から野池に浮いていたのですが、 午前7時ごろ、日が昇ってすさまじい直射日光にびっくり。 でも前日までは結構雨が降っていたので、 池の水は流れていて、アウトレットの堰堤際で49cmが釣れました。 やはり水が動いているところは釣れますね。 それにしても本当にすさまじい暑さでした。 でもって梅雨が明けたと同時に一気にセミがミンミン鳴きだして この時期にバスをイラつかせる、あのトンボが現れます。 コシアキトンボです。 このトンボは数が多い上に非常に性質が陰湿で、 岸際のストラクチャー付近を水面スレスレに飛ぶ習性があります。 まるでわざとバスをイラつかせるかのように.....。 従って、この時期の野池のバスは、 毎日このトンボを目で追っていることは間違いありません。 まさに格好のマッチ・ザ・ドラゴン! そこでこんなものを作ってみました。 コシアキトンボカラーのドラゴンポッパーです。 試したところ、 着水と同時に激しいバイトがあることから、 マッチングしているのはよくわかりました。 ただ、反応するのは小バスばかりです。 どういうわけか、バス釣りでこういうことやると、 大抵、釣れてくるのは小バスなんですよね。 なぜかは分りませんが、 たぶん、そこに沢山居るサイズのバスが最も一般的に食べてるエサだからでしょうね。 逆に全然違うものをキャストしたりすると、 いきなりすごいサイズのバスが出たりとか。 バスって、ほんとに意外性のある魚です。 デカバスほど、これまでと違うことにスイッチが入っちゃう魚なんですね。 トンボを食べているからトンボそっくりにしてそれでOKというのは間違い! バスバギングが本来のフライフィッシングとかけ離れた点はそれだと思います。 ということで、とりあえずドラゴンポッパーはお蔵入りとなりました。 -----------------7月22日----------------- 朝からヒシモだらけの野池に釣行。 池自体のロケーションは良いのですが、 バスはかなりスレ気味で、 結構いいサイズがヒョロヒョロ泳いでいるのが見えるので 調子に乗って釣りに行くと、撃沈する、そういう池です。 この日も全然釣れませんでした。 岸からワーム投げてた兄ちゃんも、全然釣れてない。 後から来た人もまったく釣れないで帰っていきました。 それでも最終的に粘って何とかまともなサイズを一匹。 -----------------7月28日----------------- 最近見つけた新しい野池へと朝から釣行。 「小バス嵐池」と名付けたくなるほど、小バスが多い池です。 2回行って2回とも他に釣り人はいませんでした。 しかし池の取水タンクのロープにワームが引っかかっていたので、 たまには釣り人も来ているのでしょう。 池の奥はシャローが広がっていて、そこはまさに小バスの嵐。 小バスしかいないと思いつつもやっていたら突然 ゴボ!っと、 かなりデカそうなバイトがあり、フッキングしませんでした。 それが気になって今回で3回目の釣行です 釣り始めて最初は相変わらずの小バスばかり。 しばらくして、ゴボ!っという、 例の吸い込みバイトがあり、3度目の正直でフッキング。 ようやくキャッチできました。 しかし、これがその”ゴボ!”の犯人でしょうか? もっと大きなサイズを期待していたのですが.....。 サイズは、41cmでした。 この時期としては貴重な40UPです。 -----------------7月28日----------------- 朝から野池に釣行しました。 本当はダム湖に行くつもりでしたが、 この時期のダム湖って案外ダメなんですよね。 特にクリアでこれと言って何もストラクチャーがないダム湖ほど バスが深く潜ってしまうのか、潜るしか行き場がないのか、よくわかりませんが、 これまでこの時期のダム湖であまり良い思いをしたこともなく、 やっぱ野池に変更したわけです。 野池だったら居場所はある程度特定できますからね。 結果的にそれが大正解で、いきなり50UPが釣れました。 50UPといっても正確には50.5cmです。 ウィードのエッジに丁寧にバグを落とし、少しポーズをとってから、 ポコ、ポコ、ポコ、・・・・・バフ! フライはヒシモエリアにめっぽう強いQB-0101(レイダウンスクエアループガード付) http://www.bassfly.com/bassfly/100_index_msg.html その後もこのポッパーで2本目の45cmが釣れました。 ということでこの日の釣果は2本ながら、サイズは50と45という満足なものでした。 特に上の50UPの体高は異常というか、ヘラブナのようでした。 とりあえず今月も良い釣りができて良かったです。 みなさんも暑さに負けず良い釣りを! おわり リストへ戻る |