レポート・釣行記 リストへ戻る
今年に入ってからコツコツとダイバーを作っていたんですが、 2度の原型作成を経て、今回それがようやく完成しました。 モデル名 MD-1310 #2、#6 最初のプロト1がこれ。 ![]() ![]() そして2回目のプロト2 ![]() 2回目のプロトではエリの高さを上げ、 さらにその厚みを薄くするため、型を別体式にしました。 ![]() 出来上がった型 ![]() フック込みで0.7グラム! ![]() この絶壁がバブリーなサウンドを生み出します。 ![]() 完成品 ![]() ダイブサウンドはこんな感じです。 実釣テストはこんな感じ 取り急ぎ日中近所の池でテストしたため、 小バスばかりでしたが魚の反応は上々でした。 ところでこのダイバーというパターンについて少しここで触れてみようと思います。 生みの親は、皆さんもご存知のラリー・ダールバーグ氏です。 ![]() このオッサンがまたカッコよい。 最近は、リバー2シーというルアーメーカーの "ダイバーフロッグ"という大ヒットルアーをプロデュースし、 一躍ルアーマンにも名が知られてきました。 しかし、もともと彼はフライフィッシャーです。 ダイバーフライは1977年、彼が18歳のときに考案したもので、 今では非常に優秀なフライとして多くのフライフィッシャーから支持されています。 日本でもナマズなどへの効果が抜群で、 最近ブログなどで頻繁に使う人を見かけるようになりました。 なにを隠そうボク自身も、このフライにはかなり昔から大変お世話になっていて、 これまで何度も"ゴォボ、"ズボォ"と、心に残るバイト音を聞かせてもらってます。 特に夕方暗くなってからの集魚効果はすばらしく、 個人的にはWP以上に使いたいフライなのです。 ただ、ダイバーはヘッドをディアヘアで作るため、タイイングに時間がかかり、 滅多にボクのBOXには入っていないのが実情です。 つまり本当はスゴく使いたい。 しかし巻くのは嫌だ(笑) よっていつもフォームヘッドのWPの出番が多くなってしまうわけです。 でも、なぜそんなにこのダイバーを使いたいのかというと、 まずはとにかく音がいいこと。 そしてその音が非常に安定しているということ。 もう、この2点に尽きると思います。 薄暗いマズメ時や夜釣りに、この安定したダイブ音はかかせません。 WPが、"パコン"という軽い音なのに対し、 ダイバーは、短く引くと"ゴボン" ゆっくりと長く引くと"ブォワァ"という甘いバブル音を発します。 これがいいのです。 ほぼオリジナルのダールバーグダイバー ↓↓↓↓↓↓ ![]() このように、いまでこそトップウォーター的な使い方がされているダイバーですが、 じつはこのフライは、ボトムの大物用だったということをご存知でしょうか? 故西山徹さんも、大昔のビデオの中で 「これは大物専用です。」と言い切っていました。 実際、ダールバーグ氏も 「18歳のときにボトムのデカバスを狙うために作った」 と言って、 その使い方を次のように説明しています。 水深8フィートであればシンキングラインの先に9フィートのリーダーを結ぶ。 ラインをボトムまで沈めてもリーダーの方が長いのでフライは浮いている。 その状態でラインストリップするとダイバーはぐんぐんと潜っていく。 最終的にボトムまでコンタクトさせ、再び浮上させる。 つまり、 ラインを沈めてクランクベイトのような使い方をするためのものだったのです。 この方法で彼は12〜15ポンドクラスのビッグバスを何本も釣り上げたというから驚きです。 当時は1970年代後半。 クランクベイトというルアーは既にあったでしょう。 アイデアもさることながら、その"フライでバス"への拘りに、ボクは脱帽いたします。 この釣法をその後、彼以外に誰がやったかは知る由もありませんが、 ダイバーは世界中のフライマンに サーフェスフライとして使われることとなります。 よく「ダーターでくるとデカい!」と言いますが、 「ダイバーで出たらデカい!」 ボクにとってのダイバーは個人的にそんな思い入れがあるのです。 今回、発泡ヘッドを作ったことで、 今後はいつも1軍BOX入りすること間違いなし。 ダイバー最高! できれば、琵琶湖で使ってみたいと思っています。 おわり リストへ戻る |