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 Masahiro Ota

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TACKLE

フライタックルの基本 フライロッド フライリール フライライン リーダー・ティペット アクセサリー


ラインはフライフィッシングの道具のなかで非常に重要な役割を担っています。 スピニングやベイトキャスティングがルアーの自重で飛んでいくのに対し、フライはラインの 重さでフライが運ばれるからです。なので釣り方によって様々なタイプのラインが用いられま す。現在のフライラインの仕様はテーパーサイズタイプの3種類 からなっています。

テーパー
テーパーとはフライラインの全長の中での直径(太さ)の変化をさします。 この太さの変化により、ラインのキャスティング特性が変わってきます。 最もポピュラーなタイプはウエイトフォワードテーパーとダブルテーパーです。

ウェイトフォワードテーパーはフライとリーダーを結ぶ側(図の左側)にテーパーがついてお り、その部分の直径が太く重量も前方によっています。これによって、ライン及びリーダー のターン性能が良くなりキャスティングも楽になるわけです。このウェイトフォワードライ ンの中で、さらに重量を前方に集中させたものがバスバグテーパーあるいはバステーパーと 呼ばれるもので、空気抵抗の大きなバスバグや大型のストリーマーフライにむいています。 したがって通常のウェイトフォワードラインの前方を5フィートほどカットするとバスバグ テーパーに近くなります。ダブルテーパーは均一な直径を持つ部分が長く、前後にのみ、テーパーが付いています。 ウェイトフォワードがキャステイングパワーを重視したラインなのに対し、ダブルテーパー は小技を意識したラインといえます。たとえばロールキャストや、メンディングなど、 ロッドティップから出ているラインの長さに左右されない性能を持っています。 また、片側が古くなったら、反対側を巻き替えることによって使用できるため経済性も 優れています。しかしワームウォーターフライフィッシングにおいては比較的、空気抵抗の 大きなフライが使われ、釣り場も湖や池などのオープンウォーターがほとんどなので、 このダブルテーパーラインが使われることはめったにありません。

サイズ
フライラインのサイズは6番とか8番とかの番手で表示されます。これは強さの表示で はなく、ラインの前方(リーダーに近い側)の30フィート前後の重量を相対的に比較し、 ランクづけしたものです。ラインは番手が大きな方が小さな物より重いラインであることを 意味します。つまり8番ラインは7番ラインより重いわけです。重いラインを使うメリット は空気抵抗のある大型のフライを風の影響に比較的左右されずキャストできることがあげら れます。たとえば、北浦などの広い湖で午後から風が出たようなときでも、影響をあまり受 けずに釣りを続けることが出来ます。しかしながら重いラインはキャストするのに骨が折れ ることや、スレた魚へ警戒心を与えるなどのマイナス面も持っていす。結局のところ、適切 なラインサイズとは、あなたがキャストするのにもっとも心地よいサイズであり、 あなたがティペットに結ぶフライを十分にターンさせことができる番手のラインである といえます。標準的なラインサイズは下記の通りです。

  • パンフィッシュ (ブルーギル) 4番、5番、6番
  • バス (スモールマウス、ラージマウス) 6番、7番、8番
  • 雷魚(カムルーチー、ライヒー)9番〜12番

タイプ
フライラインのタイプとは、ラインがどのように沈むか(浮くか)をあらわしています。 基本的なタイプは3種類あり、フローティングライン、シンキングライン、シンクティップ ラインがあります。

フローティングラインはその名の通り、水面に浮くラインのことです。したがってバスバグや ドライフライ、ポッパーなどのサーフェスフライの他、水面直下を50センチ程度沈ませる ストリーマーやニンフなどが使用出来ます。フローティングラインはラインをピックアップ するのが楽でキャスティングもしやすく、ワームウォーターではもっとも多用されるタイプ です。

シンキングラインはフライを沈ませるためのラインです。水より比重が重くつくられ、 沈下速度によって幾つかタイプが存在します。1秒間に2フィート程度沈むタイプTから、 9フィートまで沈むスーパーシンキングまでありますが、私がバスによく用いるシンクタ イプはタイプVです。これは1秒間に1メートル前後沈むタイプです。 シンキングラインはワームウォーターにおいて最も使用頻度が少ないラインですが、 魚が底につく時期(冬、真夏)にはボトムを探れる必須アイテムとなります。

シンクティップラインは先端の10フィートが沈む材質で出来ています。 このラインはフローティングラインのようにピックアップが楽でありながら1〜2メートル の水中をも探れるスグレモノです。また、浮力の強すぎるフォームフロッグなどもこれを 使うとダイブさせることができ、ポップ音も出すことができます。また浅くて流れの速い川 でも威力を発揮し、流水によってフライが浮き上がるのを防いでくれます。沈下速度はフルシ ンキングラインと同機をとったシンクレートがメーカーによって表示されていて、私はタ イプVのシンクティップラインを使っています。これはフルシンキングラインのタイプVと 同様に1秒間に1メートル前後沈むものです。ところで、いらなくなったシンキングライン の先端を5フィートカットし、それをコネクターでフローティングラインに繋ぐとポッパー などの音が良くなり、必要に応じて付け替えが出来るのでとても便利です。

スペック
以上のようなラインの仕様は箱にどのように表示されているのか説明します。左図を見てく ださい。通常、フライラインはWF8F/Sのようにアルファベットと数字で表示されます。 最初のWFがテーパー(この場合はウェイトフォワード)、次の数字8がラインのサイズ(8 番)、最後のF/Sがタイプ(F/Sでシンクティップ)をそれぞれあらわしています。また、 シンキングラインの場合はTypeVなどの沈下速度の表示もついています。(図の例ではシ ンクティップの沈下速度レートがタイプV)

メンテナンス
フライラインはメンテナンスをしっかりと行うことによって、その寿命を大幅に伸ばすこ とができます。材質は樹脂でできており、その表面はラインの滑りを良くするための特殊な 処理が施されています。この表面は汚れや太陽光、ガイドとの摩擦によって次第に劣化して いきますが、それを最小限に押えるには釣行毎に必ずラインのメンテナンスを行う必要があ ります。メンテナンスは濡れた雑巾で(汚れがひどい場合は中性洗剤を薄く混ぜる)ライン をはさんで拭き取ります。そしてラインを日陰で乾かした後、クレポリメイトなどのシリコ ンオイルや自動車用ワックスを染み込ませた布でラインの表面をコーティングします。これ だけでラインの寿命は大幅に伸びていきます。また、ラインはリールに巻いておくと巻きグ セがつくので、長時間使用しない場合はリールからとりだして大きな輪に束ねておくとよい でしょう。


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